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シニア層の第二の就活にクラウドソーシングはどう働きかけるか


こんにちは。Job-Hubマガジン編集部のわたなべです。
住みなれた街で働きたい。生まれ育った街に帰って働きたい。空気の良い所や田舎に移住してみて、そこでお仕事はできるかな。など、働く側のニーズや要望も増えてきている昨今です。

自分に合った働き方を模索し、クラウドソーシングの説明会に足を運ぶ新ママさん達を昨年までは多く見てきました。それが今年に入り様変わりをしているようです。

今日は、先日開催された横浜市主催のクラウドソーシングセミナーに登壇して感じたことをご紹介したいと思います。

 

横浜市クラウドソーシングセミナー

このセミナーは横浜市が主催し、横浜市内在住、クラウドソーシングに興味のある方向けに開催しているセミナーです。
詳しくはこちら

前半は株式会社パソナテックマネージャー湯田健一郎より~あなたのスキルを活かせる、新しい働き方~と題し、
「場所、時間にしばられない新しい働き方」
「これから仕事が増える理由」
「ワーカーの活用事例」
「お仕事をするポイント」 について講演がありました。
4つのアジェンダを約50分、盛りだくさんな内容で、参加者の方たちも熱心にメモを取りながら聴講しておられました。

続いて、一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会(以下、フリーランス協会)

代表理事の平田麻莉様より、誰もが自分らしく働ける社会の実現へ~フリーランスが創る新しい共助のかたち~

と題し、フリーランスを取り巻く環境についての講演をいただきました。

フリーランス協会HP
https://www.freelance-jp.org/

ITの進展により、多様な働き方が求められる一方で、制度が追い付いていない、チャンスはたくさんあるにも関わらず、米国などでは既にトレンドになっている人材活用がまだ十分に広がっていないのが日本の現状ではないでしょうか。

フリーランス協会に会員登録をすれば福利厚生の他、著作権侵害や情報漏えいなど、フリーランス特有の賠償問題の保険などが受けられるようです。

共助の仕組みを持つ団体があるのは個人事業主やフリーランスで働く人にとって心強いですね。

昨年までの傾向

在宅でのお仕事を考えるうえでクラウドソーシングは有効な働き方の手段の一つとして、説明会や講習などを行う自治体などが増えております。

託児室を設ける自治体もあり、参加者の方にしっかり説明会に参加してもらおうという配慮が感じられます。
働きたくても、なかなか空いている時間で都合よく仕事がない。子どもを預けて遠方に仕事に行くと何かあった時にすぐに迎えに行けないなど、新ママとお仕事がうまくマッチングしないこともしばしば。ならば「自宅でお仕事をして収入が得られれば」「子供が寝ている間や、幼稚園に行っている間に仕事ができれば」と考える方も多く、昨年度横浜で行われた同クラウドソーシングセミナーでは託児室は満員御礼の状態でした。

2017年 参加者に変化が起きている

今年度2017年10月26日に行われた『横浜市ワークスタイルプロモーション事業 横浜クラウドソーシングセミナー』でも託児室の準備をしておりました。

それが、今年度は託児の定員には空きがあり、シニア層といわれるにはまだ若い、中高年齢層のご参加が多く見受けられました。
アンケートによると、40代50代の参加が最も多く、男性の参加者も2割~3割くらい、いらっしゃいました。

少し先の自分をイメージすることができ、時代の流れにうまく乗っていく方たちなのかなと感じ、思いを巡らせて考えてみると、日本でパソコンが一般的になり始めてから約20年…それでも当時は高価であまり一般的とは言えなかった時代に、パソコンを覚えた人たちがシニアと呼ばれる年齢層になってゆく、ITネイティブの世代交代も間近なのかと感じました。

セミナー後半にパネルディスカッションがあり、クラウドソーシング歴20年でクリエイターとして活躍されている山田様とクラウドソーシング歴8年の渡部から、自己紹介、仕事を始めたきっかけ、苦労話等、参加者が聞いてみたい生の声をズバッと織り交ぜてセミナーが進行していきました。

最後に「クラウドソーシングでどんなお仕事をしてみたいですか」と質問をした際(80名ほどの参加者がいらっしゃったのですが)中高年層の方から「エンジニア」や「クリエイター」のお仕事に多く手が上がっていたのがとても印象的でした。

 

まとめ

フリーランスは自由度が高い反面、所得の保証などがなく、踏み出すには少し勇気が必要かもしれません。
フリーランス協会などのサポートやクラウドソーシングをうまく活用して数年先の未来の自分のキャリアをデザインしていく、働き方改革は自分改革でもあるのかもしれませんね。

フリーランスでキャリアを活かした働き方をしたい
生活のコストを抑えても自由に働きたい。
・・・それはもはや若い人だけの欲求ではなくなっています。

第二の就活、第二の人生だからこそ、好きな仕事をしたい、時間に縛られず、通勤電車に悩まされることなく、のびのびと仕事がしたい。そう考える高スキルシニア層が今後増えていくであろうと予感するセミナーでした。
生産人口の確保をしたい自治体や人材開拓をしたい企業などから「高スキルシニア」のニーズが(需要も供給も)増えてゆきそうですね。

中高年層、シニア層の働き方改革についてはまた機会があればレポートを書きたいと思います。