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働き方のキーワード


めまぐるしく経済環境が変わる中、毎年のように新しい働き方が出てきていますね。
企業で働くことにあわせて人生設計をしていた時代から、自分のやりたいことや発想にあわせて働き方を選べる時代になってきているんだなと感じます。

せっかく選べるようになっても、知らないままでは選ぶこともできません。
今回は、どんな働き方が出てきているのか、関係する用語と共に見てみましょう。

 

ワークライフバランス

ワークライフバランスとは、「一人ひとりがやりがいや充実感を持ちながら働き、仕事上の責任を果たすとともに、家庭や地域生活などにおいても、子育て期、中高年期といった人生の各段階に応じて多様な生き方が選択・実現できること」といった定義がされています。
簡単に言うと、仕事ばかりを重視するのではなく、家庭や地域生活も大事にして、年代や状況にあわせた生き方をするといった意味です。

昔と比べると当たり前の考え方になりつつありますが、今でもまだ、仕事をするからには家庭生活を犠牲にしてでも会社のために働く、といった生き方をしている人もいます。
そうではない生き方があるということを考えるきっかけになる言葉のひとつだと思います。
実際、自分の働き方はどうか、ちょっと考えてみてくださいね。

 

カンガルーワーク

カンガルーワークとは、赤ちゃんをお腹の袋に入れて育てるカンガルーのように、子供を抱えて働くことです。
文字通りぴったり抱えている状態に限らず、たとえば社内に託児所があり、子供と一緒に通勤するといった状況も、カンガルーワークと言えるでしょう。

子供をオフィスに入れて、けがなどしないのか、セキュリティ上問題はないのかといった点の他、子供が騒いだ時にどうするのかといった点が障害になりがちですが、例えばカンガルーワークのために防音やけがの防止が行き届いた専用のブースを設ける企業も出てきています。

子連れ出勤」といった表現をしている企業もありますね。

 

ワークシェアリング(ワーキングシェア)/ジョブシェアリング

ワークシェアリングとは、雇用を複数人で分け合うという考え方です。
日本ではワーキングシェアとも呼ばれています。
一人がフルタイムで働くのではなく、その分の仕事を複数人がパートタイムで分担して行います。

雇用を保つという意味で、不景気の時の緊急措置的に使うのが良く、常に使い続けるものではないという説もあれば、日頃からこの考え方で働いて問題なく生活できる、仕事が回るといった話もあり、まだまだ発展途上にあります。

ジョブシェアリングも良く似た考えですが、こちらは職務(ポスト)をシェアするものです。

方法としては、2人1組で同じポストに就き、2人で話し合いながら分担を決め、相互に情報の共有をすることで、1人で同じポストに就いている場合と同じか、それ以上の力を発揮することを目指すというものがあるようです。
分担の方法としては、たとえば曜日によって勤務日を決めて割り振るですとか、時間帯で分けるといった方法があります。

 

 

リモートワーク

リモートワークとは、遠隔地からチャットやビデオ会話のツールを使ってコミュニケーションを取りながら働くことをさします。
遠隔地というととても遠くに感じるかもしれませんが、出勤せずに自宅で働く、といったことをさすことが多いようです。

単純にミーティングなどだけ行うというケースもあれば、正社員として雇用された状態で、リモートワークで1日も出勤することなく働くといったケースもあり、やり方は企業によって人によって様々です。

 

クラウドソーシング

クラウドソーシングとは、インターネットを利用して、不特定多数の人に仕事を発注することを言います。
不特定多数の人に仕事を発注するという性質から、クラウドソーシングを仲介するサイトを使って発注したり、仕事を探したりします。

Job-Hubもそういったクラウドソーシングサービスを提供するサイトの一つです。
Job-Hubの場合は、クライアントがJobを掲載し、ワーカーがその内容をもとに提案をすることでクライアントとワーカーがつながるようになっています。
サイト、サービスによって違いがありますが、大きく分けると特化型総合型の2つに分類できます。

特化型とは、専門分野に特化したお仕事の掲載・ワーカーの登録があるタイプです。
動画作成やライティング、営業などの各分野の専門家とのマッチングが期待できるだけでなく、運営企業がサポートを行い、品質のチェックなどを行うサービスもあります。

総合型では、様々なジャンルのお仕事の掲載が出来、ワーカーも専門家からマルチな才能を持った人まで色々な人が登録しているのが特徴です。

たとえば、デザインの仕事で良いワーカー、クライアントと出会ったとして、Webサイト構築や企画なども同じワーカー、クライアントと出来る可能性があるのも魅力的ですね。

また、特化型では別の分野のお仕事に出会うことはないですが、総合型の場合は自分が日頃目を向けていないジャンルであっても、新着のお仕事などで目に入ることもあるため、より仕事の幅を広げたり、掲載が増えているお仕事のジャンルが把握できたりといったところもメリットといえるでしょう。

使い方や手数料、掲載される仕事のジャンルなど、サイト、サービスによって特色があるので、自分にあったものを見つけて取り組みたいところです。

 

コワーキング

コワーキングとは、オフィスの機能やそれを持つ場所を共同で使用しながら、それぞれに独立した仕事を行うことを指し、アメリカで始まった形態と言われています。
コワーキングという言葉よりも、「コワーキングスペース」といった表現で耳にすることが多いのではないでしょうか。

コワーキングスペースはコワーキングを行うための場所として、事務所や打合せ場所、会議室などの機能を提供している場所を言います。

利用する人たちは同じ企業に雇われて同じ仕事をしているとは限りません。
基本的にはそれぞれ独立した個人事業主などとして、それぞれの仕事をします。

それなら在宅で仕事をしたので良いと思われるかもしれませんが、コワーキングスペースを利用することによって、同じような働き方をしている人との交流が生まれ、相互に刺激を受けることが出来ることや、自宅とは違う場所で働くことによって気持ちの切替ができたりするといったメリットがあります。

シェアオフィスレンタルオフィスなどと呼ばれる形態ですと、スペースが区切られていて、プライバシーや機密を保つことが出来るような構造のことが多くなります。
コワーキングスペースの場合は、比較的オープンな環境で作業ができるようになっているため、交流がしやすいというわけです。

ただ、オープンな環境のため、作業中の画面などを見られたり、会話内容が他の人に聞こえるということもありますので、機密漏えいにつながらないような使い方をするよう注意は必要です。

 

ノマドワーカー

ノマドと略して呼ばれることもあります。
この「ノマド(nomad)」とは、「遊牧民」という意味です。
遊牧民は、家畜のエサとなる草を求めて草原や山を移動しながら暮らすため、基本的には定住を行いません。

ノマドワーカーとは、そんな遊牧民になぞらえて、決まったオフィスを持たずにコワーキングスペースやカフェで仕事をする人を指す言葉です。

 

副業/複業/パラレルキャリア

副業と言うと、主な仕事、本業の他に行う仕事という意味合いであることは分かりますよね。
複業とは、副業とは異なり、本業と他の仕事という区別をつけない、複数の本業を持つような働き方です。
パラレルキャリアの場合は、副業をすること、または本業とは別に非営利活動に参加することを表した言葉です。

こうした働き方をする人を、「パラレルワーカー」とも言います。

たとえば、コンサルティング業をしながら営業職として働いたりするといったケースがあるそうです。

ある仕事によって他の仕事が出来なくなったり、会社に不利益を及ぼすといったことのないよう注意する必要はありますが、うまく別の勤務先や取引先同士をつなぐことができれば、それぞれの仕事で相乗効果を生み、より生産性が高まるということも見込まれます。

かなりのバランス感覚や管理能力が必要にはなりますが、一つの会社でじっとしているよりも能動的に動き回りたいと言う方にはぴったりの働き方かもしれませんね。

こうした働き方が注目されている背景には、政府の推進する「働き方改革」があります。
働き方改革として様々な方針が打ち出されていますが、中でも柔軟な働き方として副業を原則容認するとしています。

働き方改革によって、副業を原則容認するとした、ということですので、これまではどうなっていたかと言うと、原則禁止の上、行う場合は許可制として、就業規則のモデルも定められていました。

このモデル就業規則は、企業が就業規則を制定する際のひな型となるものですので、特に企業として意識していなければ、このまま就業規則として制定されてしまいがちです。
多くの企業で副業が原則禁止になっていたことにも影響していたことでしょう。

モデル就業規則についても、厚生労働省から副業を容認する内容の改正案が提示されましたので、今後改正されると見られます。

既に就業規則のある企業でも、副業を容認する内容へ変更が始まっています。

前述したように、副業を行う上で気をつけなければいけないことはあるにせよ、副業を行うことで1か所にとどまるよりも様々な経験が出来、スキルアップにつながる他、優秀な人材を1か所で囲い込むよりも多くの機会を得て、複数の場所に好影響を与えてほしいといった考えがあるようです。

人生100年時代と言われる昨今、ロングスパンで自分のキャリアを見直し、スキルアップや学びにつなげるという視点を持ち、上手く活用していきたいですね。

 

 

最後に

最近話題になっているワードの他、基本となる言葉も含めていくつかご紹介してきました。
こうして見ると、耳慣れない響きの言葉も多く、新しい働き方がどんどん増えてきていることを感じます。

もちろん、今回ご紹介できたのはほんの一部ですので、この他にも、さまざまな働き方があります。
気になったものを調べてみて、自分にあった働き方を見つけるための参考にしてみてくださいね!