Team Job-Hub コラム

< Job-Hub ワーキングウーマン pick up! >頼りあえる地域サービス「子育てシェア」を創ったAsMama CEO甲田氏に聞く!


Job-Hubは多様化する女性のワークスタイルに合わせて今年9月にWebサイトをリニューアルいたしました。記念して開催いたしました「WOMANフォーラム2014」にてご登壇頂いた株式会社AsMama 代表取締役CEOの甲田恵子さんにインタビューをさせて頂きました。

誰もが理想通りに、育児も仕事も叶えられる「なりたい自分」でいられる社会を目指したい。

– AsMamaが提供する「子育てシェア」サービスについてお聞かせください。

asmama02誰もが育児も仕事もかなえられる社会を目指そうと立ち上げたサービスです。
支援が必要な人と支援したい人が安心して出会い、顔見知り同士で子どもの送迎や託児を頼り合うネットとリアルを交えた仕組みです。全国で150社と連携しつつ、顔が見える地域交流の場を作っています。

– 甲田さんがAsMamaを起業するまでのご経歴を教えてください。

グローバルで働きたいという想いから大学時代に2年間アメリカ留学を経験。卒業後は環境事業団にて役員秘書および国際協力室の二部門を兼務し、実績を積みました。2年後にニフティ株式会社の海外事業立上メンバーとしてマーケティングや事業計画に携わり、その間に出産・育休を経て復職しました。その後、ベンチャーインキュベーション事業 ngi group株式会社へ転職。同社および子会社の広報統括を経て、子育て支援・親支援コミュニティ、株式会社AsMamaを創設しました。

子育てしながら働きたい女性と、手助けをしたい方がつながれば素晴らしい社会になるのではないかという想いから、AsMamaが提供する「子育てシェアサービス」を起業。

– ”働く女性”を支援するAsMamaを起業したきっかけは何だったのですか?

私自身、子どもを出産した時は復職して育児と仕事の両立が当たり前と考えていました。
そのため、子どもの保育園選びも徹底して行ったのですが、準備万端と迎えた復職当日に子どもが肺炎にかかってしまいました。1週間お休みを頂いて復帰するも、3週目でまた肺炎にかかってしまい…1年目の洗礼と言われる経験をしました。仕事を辞めるという選択肢も考えたこともありましたが、子どもには不自由をさせたくないという想いから、仕事を続けることを決意します。その最中に、2009年に会社より解雇通知を受けてしまいます。

azmama01失業中にハローワークで一緒に学んでいる人に顔を向けてみると、出産を理由にキャリアを断念する人、子育てを理由で退職された女性が多くいらっしゃいました。女性の大半が、自身の能力を最大限に活かしきれていないのが現実です。

専業主婦の方の子育てに対する知識やノウハウはとても素晴らしく、「働く女性と専業主婦の方のニーズをお互いシェア出来れば、素晴らしい社会になるのではないか」という思いから「AsMama」を起業することにしました。

– AsMamaが提供する「子育てシェア」サービスが出来るまでの流れを教えてください。

助けを必要とする人、助けたい人が交流出来る場として、親子イベントを多数開催し、ネイルケアセミナーなどカルチャーセミナーとセットにすることで地元交流を深める機会を作ってまいりました。その後、スポンサー企業付きのイベントの開催などを行ってきましたが、参加するお母さん達にとってはイベントに参加することが目的であり、お母さん同士の交流には繋がらず、ビジネスモデルとしては成り立たないという結果となってしまいました。
創業当時13名いたメンバーも11名が辞めてしまい、しばらくは混沌とした状況が続きました。

このままでは良くないと、社会起業塾イニシアティブ(NPO法人ETIC.)に参加、1000枚のアンケートを街頭で配りました。ビジネスモデルを見直していく中で、

  • 顔を見た事が無い人に子どもを預けられない
  • 少し子どもと離れて自分の時間が欲しいなど、ちょっとした理由でサービスを利用することには抵抗があるし、子どもに申し訳ない
  • 身近な人に送迎託児をお願いしたい

といったお母さんたちの本音やニーズが見えてきました。

その結果を受けて、まずは地域子育てのお世話役であるママサポーターを発掘、育成をし、、ママサポーターを中心としたイベントなどの地域交流機会としてのイベントを企画していきました。
2011年4月から横浜ベイクォーターで定期的にイベントを開催することになり、今では各地域での親子交流会の開催しています。一方、オンライン上で顔見知り同士が支援をし合うサービス「子育てシェア」は、心から信頼できる開発会社さんと出合えることができ、2013年4月に待望のリリース。元からお友だちだった方もイベントでお友だち同士になった方も、今では2万人を超える方が登録、活用していただいています。

– 「子育てシェア」サービスが”安心”して利用できる理由と今後の展望についてお聞かせください。

「子育てシェア」サービスは顔見知りの方としか繋がることができない仕組みになっています。また、子育てサービスに欠かせない”保険サービス(賠償責任保険)”を適用したことで、より安心して利用できるようになりました。今後は、幼稚園や保育園、習い事の教室、マンションなど個々の施設や既存のコミュニティなどに導入支援を進めていくビジネスモデルを全国へ、グローバルに展開していきたいと考えています。

– 最後に、ワーキングマザーに向けてメッセージをお願いします。

現在は働く女性を支援したいという声も多くあり、女性への追い風が吹いている時代です。
女性を応援したい企業やパートナーはたくさんいます。
まずは、やりたいことや実現したいこと、目材していることを積極的に発信してください。発信することが実現への近道になります。

– Job-Hubウーマンでは、これからも多様化するワークスタイルに合わせて、週数回からできる在宅ワークの仕事提供や、取引企業に対する派遣スタッフ離職時の在宅ワーク化のスキーム提案など、ライフステージに合わせ柔軟に働き方を選択できるようにする、オンラインワークのインフラサービスとして展開、女性フリーランスや起業支援など、働く女性の支援をおこなってまいります。


<プロフィール>
azmama03株式会社AsMama 代表取締役CEO
甲田恵子さん

1975年大阪生まれ。
米国留学後、1998年関西外国語大学卒。同年環境事業団(現独立行政法人環境再生保全機構)にて役員秘書、海外協力室、経理部契約を経て2000年、大手ISPニフティ株式会社にて海外時業務立上メンバーに参入。
2005年4月に長女を出産するも翌年4月に復職し、同年上場を控えたIR主担当者として従事。
2007年、ベンチャーインキュベーション事業の雄と呼ばれた ユナイテッド株式会社(元ngi group 株式会社)に転職し、広報・IR室長就任。PR協会会員、IR協会会員。

2009年3月に同社退社後、育児も仕事もやりたいこともかなえられる社会を目指し、地域で子育てを頼れる仕組みをつくるべく全国から有志を募り同年11月、株式会社AsMama(http://asmama.jp)を創業、代表取締役就任。
親子の出会いと交流の場づくりの全国展開と頼り合えるネットの仕組み「子育てシェア」サービスを展開。

(著書)
「子育ては、頼っていいんです!〜友育て共育ち白書〜(神奈川新聞)」
「〜欲しい子育て支援は自分たちの手で創り出そう〜ワンコインの子育てシェアが社会を変える!!(合同フォレスト)」


<AsMama『子育てシェア』サービスについて>
株式会社AsMamaが提供する『子育てシェア』は、1時間500円で顔見知り同士が安心して気兼ねなく送迎や保育を頼りあえる仕組みです。ネットとリアルを融合することで、保育園や学校が同じユーザー同士だけでなく、地域の子育て世帯との交流を実現し、信頼関係を築いた上で共助していくことができます。

■ポイント
1)登録料・手数料一切無料です。
2)利用料は謝礼500円~700円/1時間を支援者に直接渡してください。
3)万一の事故には賠償責任保険適用(日本初)です。
4)顔見知り以外とはつながれないから安心です。
5)支援者不在時は「ママサポーター」がフォローします。
http://asmama.jp/