【イベント】Rails女子勉強会を開催しました!

2013.12.02 | JOB HUB編集部

ENGINEEREVENT

Job-Hub は Ruby on Rails で開発されています。

技術的理解を深めていこう!ということで、急きょ heroku(※1) の織田さんをお招きし、社内向けの Rails 女子勉強会を開催しました。 技術系に特化した派遣会社ながら技術を習得する機会って意外とないもので、女性だと男性の多い勉強会の輪に入っていくのも非常に勇気がいることもあり、「参加しやすい勉強会があれば・・・」というニーズは思いのほか多く。

Job-Hub 開発陣2人を加え、講師陣3名に対して上限10名の参加を募ったところ、あっという間に満員御礼。

プログラムやるなら渋谷だよね!という話(※3)になり、弊社渋谷Labで勉強会開催の運びとなったのでした。

勉強会の前に講師陣により検討会(と称した半分以上飲み会)が開かれ、教材は安定の実績を誇る RailsGirls(※4)のRails Girls ガイドに決定。
RailsGirls次点で入門書の「Head First Rails(※5)」をテキストとする案もあったのですが、Web に公開されているテキストであること、Windows と Mac に対応していること、最新の Rails に対応していること、そして何より Rails 女子勉強会で使われている改訂を重ねたテキストであることから、満場一致で採用決定。

参加者の皆さんには、お手持ちのパソコンに Ruby/Rails のインストールからやってもらうことになりました。

  • twitter
  • facebook
  • LINE

Rails女子勉強会そして勉強会当日。うららかな日曜日の昼下がり。
頭を使うと甘いものが欲しくなる!ということで、テーブルの上にお菓子を満載して勉強会がはじまりました。 メイン講師の織田さんの説明を聞き、Rails Girls ガイドを読みながらさっそく開発に挑戦・・・!
 
Ruby/Rails のインストールの時点から半分くらいつまづいたり(※6)して不安要素満載だったものの、入ってしまえば後は(だいたい)スムーズ。 ノンプログラマの恐怖の的であるあの黒い画面(※7)も使いこなし、無事アプリケーションをつくることができました!

Rails女子勉強会勉強会後半には、Ruby コミッター(※8)でもある同じく heroku の相澤さんも応援に駆けつけてくださいました。 層の厚くなった講師陣の後押しを受けて、つくったアプリケーションを heroku にアップロードし、全世界に公開するところまで無事到達。
 
最後はちょっと時間の余裕がありませんでしたが、参加者全員が、自分でWebアプリ開発を体験することができました。

今回の勉強会は、実際に手を動かして自分でWebアプリをつくる!という点に主眼を置いて開催しました。 おかげで参加者全員に「また参加したい!」という感想をもらえたのですが、一方で「どういう仕組みなのかあまりよく分からなかった」という課題も。 反省会(と称した半分以上飲み会)ではさっそく次回開催に向けたアイディアや提案を出し合い、楽しくお開きとなりました。

今回は社内限定の勉強会開催でしたが、Job-Hub では今後も、こういった手作り感のあるオフラインのイベントを行っていきたいと思っています。

お忙しい中講師を引き受けてくださった相澤さん、織田さん、ありがとうございました!

Job-Hub はいろんな意味で heroku のおかげで動いております。


  • ※1 heroku とは、Ruby その他の多くの言語に対応している PaaS(※2) です。Job-Hubもこの heroku 上で動作しています。アメリカの会社ですが、日本の利用者もかなり多いです。
  • ※2 PaaS とは、Web サービスの公開に必要なサーバや OS といった環境を提供するサービスです。これを利用すると、非常に少ない手間で Web サービスを公開・維持することができます。
  • ※3 渋谷には名だたる Web 系企業がとても多く、そういうのやるなら渋谷って雰囲気がなんとなくあります。単に場所を確保しやすかったというのが本当の理由ですが。
  • ※4 Ruby on Rails の女性初心者を対象としたイベント。ひとりの講師に対して2~3名の受講者という組み合わせが多く、マンツーマンに近い状態で教えてもらえると好評な勉強会です。講師陣にも女性が多く、また業界内で著名なプログラマの方々ばかり。公式ブログで活動内容がレポートされています。Rails Girls ガイドはその勉強会用の資料で、そのまま教科書として使えるようになっています。
  • ※5 Ruby on Rails の入門書。難しいことは後回しで、とにかく作ってみて覚えようという趣旨で書かれており、字が少なくて写真やイラストが多い良書。2009年に書かれている本なので、対応している Rails のバージョンが古いのがネック。
  • ※6 開発環境のインストールは、一般のプログラムと違ってすんなりインストールできないことが多いんです。Rails Girls ガイドにはよくあるトラブル解決集もあるので、お陰さまで助かりました。
  • ※7 Windows ではコマンドプロンプト、Macではターミナル。CUI と呼ばれる文字入力のみでパソコンを操作するためのプログラムのこと。エンジニア以外だと一生縁がないことも多いです。
  • ※8 Ruby のような OSS(※9)は全世界の有志が開発しています。このプログラムを更新し、開発する権限を持つ人のことをコミッターと呼びます。Ruby の場合は世界に約100人のコミッターがいます。
  • ※9 オープンソースソフトウェア。プログラムコードの内部まで公開されていて、誰でも無料で閲覧し、使うことができます。Ruby も Ruby on Rails も OSS です。

JOB HUB編集部

このライターの記事をもっと読む

  • twitter
  • facebook
  • LINE

一覧へ戻る

RELATED ARTICLE関連記事

今すぐお問い合わせ