
レポートの前に。
みなさんは「ベンチャー企業」が和製英語だということをご存知でしたか?
「Venture」の意味には「思い切って」という意味や、「投資・事業」などがありますが、ベンチャー企業という言葉は日本人が「投資を受けている会社」を表現しようと生まれた言葉なんです。そしてスタートアップは、ベンチャー企業の中でも「新しいサービスやビジネスモデルを短期間で作り出す」ことに特化しているのが特徴といわれています。
短期間に新しいサービスを作り出すべく、頭と手と足をフルに活用して奮闘する約30名のプレイヤーたち。
そんな奮闘するStartupWeekendの様子を引き続きご紹介していきます!
StartupWeekend 2日目
2日目の朝、サイボウズさんのオフィスへ各チームが集まってきます。
朝食付きでオーガナイザーがおいしいコーヒーも入れてくれ、みんなも笑顔で朝を迎えます。
アイデアと2日目のスケジュールはこちら
朝食をとりつつ各チームで場所を確保し、アイデアを形にするためにチーム作業に取り掛かります。
会社で言う経営方針や理念など、そのアイデアの揺るがない方向性を決めて、サービス化を考えていきます。
アイデアをビジネスに紐づけるためには、基本となるビジネスモデルによって、サービスも大きく異なります。
広告料を得るモデル、継続的に利用してもらうことで売り上げを獲得するモデル、仲介料をもらうモデルなどなど・・・。
基本的なビジネスモデルの選択は、チームのアイデアをサービス化させるためには重要な部分ですよね。
ターゲット・マーケティング調査
情報社会となっている今、サービスを形づくる前に重要なのが分析です。
アイデアやサービスを利用したり購入したりするターゲット層はどこなのか、年代や性別、地域性などによってニーズも異なります。
✅ 今回やろうとしているサービスにニーズはあるのか
✅ 購入したり利用したりするユーザーはどのような人なのか
✅ やろうとしているサービスは既に存在するのか
アイデアを形作るためには市場調査も重要です。
ということで、外へマーケティング調査をすることにしました。
この市場調査では数字として結果が見えるので、具体性と信憑性が高まりますよね。
日常であればお客様の満足度の点数を参考にしたり、仕事だと案件の進捗度をパーセンテージで表したり、具体的な数値を提示することは何においても重要です。
スマホやインターネットの利用が当たり前となり、世の中には似たようなサービスがたくさんあります。
ビジネスとして考える時にはデザインや機能など、他とは違う「サービスの差別化」を図ることも大事ですよね。
考えたサービス内容をビジネス目線でコーチング
午後になるとコーチングの時間がやってきます。オーガナイザーの中で会社を経営をされている方など、複数人がコーチの役割を担い、サービス内容を一つずつ聞いていきます。経営者や他の視点から、サービスで気になるところをビジバシと指摘していきます。
「コーチ(自分)がそのサービスをビジネスとするなら・・・」という考えると、プレイヤーが見つけられなかった課題がたくさん見えてきます。
コーチもそれぞれ違うお仕事をされているので、コーチによって違う観点で指摘があることも。
コーチングの結果から新たな悩みや迷いも生まれ、大きな壁が立ちはだかります。
課題として出てきたことを解決するためには、どうすればいいのか-・・・。
今まで練ったモデルを大きく変更して、新しいモデルに切り替える必要があるのか。
大きな壁を避けるか壊すか、はたまた別の方法を探すのか。
考えても悩んでも、時間は止まってはくれません。
あっという間に2日目の夕食になり、翌日の発表まで10時間を切りました。
コーチングの指摘からサービスを見直すか、別のアイデアはないものか・・・・・・・!!
はたして翌日の発表に間に合うのか! 次回につづく・・・!
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