【イベント】TAKUMI Innovation Day 11/25開催!

2018.11.26 | JOB HUB編集部

EVENT

11月25日(日)清々しい晴天の中、Job-Hub東邦レオ株式会社と共にTAKUMI Innovation Day】を開催いたしました!現役大学生、企業勤めの女性の方々、起業家から職人の皆さままで多様な方々に参加いただいた本イベント、大盛況のうちにあっという間に1日を終えました。その模様を写真と共にお届けします!

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開催場所は「九段  Kudan house」

イベント開催場所は、大正15年着工の旧山口萬吉邸“九段 Kudanhouse”。
 
今年5月には登録有形文化財として登録された歴史的価値の高い建物で、「九段Kudanhouseを内覧できることが一番楽しみ!」という参加者の方も。
今回は、地下1階から地上3階まで、そして広々とした庭園もフルに活用させて頂き、イベントを実施します。

当日のタイムテーブルはこちら

Session1と2はトークセッション。
Session3のスタートアップピッチと、伝統技術1Day体験は同時開催です。

早速スタート!Session1「異業種から匠の技に魅せられて入ってきた女性たち」

ここでは、モデレータとして東邦レオ株式会社代表取締役社長の吉川さんにご登壇いただき、女性職人の皆さんにお話しいただきました。
今回お話いただいたのは、現役の左官職人さんと、庭師さん!「職人」というと、どうしても男性のイメージが強いのですが、実際の現場で活躍されている女性職人の皆さんのお話ということで、参加者一同興味津々。職人という仕事のやりがい、楽しさ、難しさ、求められることなど具体的な事例と共に語っていただきました。

続いて、Session2「匠の技をテクノロジーを活用していかに伝承するか」

Session2は、経済産業省の津脇慈子さん、株式会社エクサウィザーズ取締役/株式会社Job-Hubエグゼクティブフェロー粟生と、引き続き東邦レオ株式会社の吉川さんによるトークセッションです。
 
日本特有の伝統文化が見直され新たな活用が期待される中で、課題となる職人人口の減少や次世代へ技術をつなげる(学ぶ)難しさ。この解決策のひとつにテクノロジーを活用した場合、どのような世界を生み出すことができるのか、お話いただきました。
セッションの途中では、本イベントに参加したきっかけや想いを参加者の皆さん同士で共有する時間も。“袖触れ合うも他生の縁”。こういった場での出会いが新たな化学反応を生み、小さくとも素敵なイノベーションを起こすきっかけに繋がればいいなと願います。

 

お待ちかね!Session3-1「スタートアップピッチ」

いよいよイベントも後半戦突入。
Session3-1では、会場を旧山口邸の貯蔵庫として使用されていた地下室に移して、参加のスタートアップ企業6社によるピッチを開催。地下室特有の反響音、スポットライト、傍聴者から集まる視線、そして参加企業の熱い思いで会場は熱気に包まれます。

▽参加したスタートアップ企業はこちら(登壇順)
株式会社エクサウィザーズ
Kamarq Holdings pte Ltd
株式会社テレパシージャパン
ニューワールド株式会社
株式会社BONX
株式会社Synamon
 
発表5分・質疑応答5分という限られた時間の中で、自社のサービスや製品、込められた想いを紹介。緊迫感と高揚感あふれる濃密な時間です。
今回は審査員として、ローランド・ベルガー代表取締役社長 長島さん、株式会社竹中工務店 技術本部技術企画部 副部長 春日さん、Session2にご登壇いただいた経済産業省 津脇さん、東邦レオ株式会社 吉川さんにご参画いただきました。
 
参加6社の中から、最優秀賞、ローランド・ベルガー賞、竹中工務店賞の3つの賞が選ばれます。
 
果たして見事受賞するのは‥?
厳正なる審査の後、このあと開催の懇親会にて発表です!

今日一番の盛り上がり!Session3-1「伝統技術1Day体験」

左官の仕事にチャレンジ!

「知る」「気付く」だけでなく「体験する」のが今回のイベントの最大の特徴。
九段 Kudan houseに広がる日本庭園で、職人の皆さんから直接レクチャー頂きながら左官業を体験します。

「楽しい!」「難しい!」「職人さんってすごい!」「これ、すき!」

初体験の左官業に盛り上がる一同。
職人の皆さんたちも、なんだか嬉しそうにレクチャーする姿が印象的でした。

知る、気づく、そこに体験が加わると物事の捉え方って一気に変わりますよね。職人の仕事がぐっと身近な存在になった方も多いのでは。こうした思わぬ機会、人との出会いが、人生の選択のきっかけのひとつになるかもしれませんね!

伝統技術×テクノロジーも体感!

そして、こちらが驚きの!テレパシージャパン社のウェアラブルデバイスを使って、職人が技術指導をする様子です。
左官を行う参加者が装着した眼鏡と同じ画が、PCに映し出されています。
 
「そのまま右へ、ゆっくりと動かしてみてください。いいですね!」
「もう少しコテ(鏝)を寝かせて、力を均等に伝えてみましょう。」
職人の皆さんが空間を超え、作業をする人と同じ視点かつリアルタイムにレクチャーをしています。
 
この技術が発展すれば、従来の“背中を見て学ぶ”以外の手段で、より多くの人々が職人業を行うことができるようになるかもしれません。技術継承者の不足という社会課題も、AIやIoTなど革新技術との融合で解決できる道が拓けるのでは、と「伝統」と共に「未来」への光も感じる素敵なひと時となりました。

最後は、懇親会&ピッチイベント表彰発表!

東邦レオ 吉川さんによる乾杯のご発声後、懇親会とともにいよいよ表彰発表が始まります。緊張の瞬間です。

選ばれたのは…

ローランド・ベルガー賞:ニューワールド株式会社

‐日本ブランドを世界No1 にすることを目指す福岡発スタートアップ企業。「CRAFT STORE」の運営はじめ日本を愛するすべての人のためにさらなる飛躍を目指す会社です。

竹中工務店賞:株式会社テレパシージャパン

‐ウェアラブルデバイスとウェアラブルサービスを統合することで、空間を越え、体験を分かち合い、「人」と「人」とのコミュニケーションを進化させ続けることを目指します。

そして、栄えある最優秀賞は…

最優秀賞:株式会社Synamon!!

‐VR, AR, MRなどのXR技術を活用することで、全く新しい未来の世界へと進化を加速させる、テクノロジークリエイティブカンパニーです。

おめでとうございます!!!!
技術的な面だけではなく、コンセプト、社会的意義、他領域への発展性などの面から上記3社が選ばれました。
 
その後も時間いっぱいまで語り合い、大盛況のうちにイベント終了。
皆様、本当にありがとうございました。

Job-Hubの目指すもの

自分の気づかなかった興味・関心に出会える機会
新たな発見ができるかけがえのない時間
人生100年時代において、自らすすんで学び続ける場
いい!と思える仲間と想いを共有しチームを組める仕組み
 
Job-Hubは、これらを提供することで個人の多様な生き方・働き方をサポートいたします!
そして、豊かな未来の個人自立型社会の実現を目指して今後も活動を続けてまいります。
ご参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました!次回のイベントをお楽しみに♪
 

TAKUMI Innovation Day 2018.11.25

主催:東邦レオ株式会社
共催:株式会社Job-Hub
協力:株式会社竹中工務店 / 株式会社iSGSインベストメントワークス / ローランド・ベルガー
 

JOB HUB編集部

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