
広がる新しい人材活用手法「クラウドソーシング」の活用
英語ではCrowd Sourcingと表記し、直訳すると「群衆に 委託する」となり、インターネット上で不特定多数の人々を募って、仕事を発注できるサービスのことをさします。
このクラウドソーシングを活用することで、雇用するまではないちょっとした仕事を専門スキルある個人や中小企業に業務単位で依頼することができます。
2000年後半からクラウドソーシングが広がったアメリカでは、oDesk、Elanceなどのサービスが有名です。
世界最大の事業者であるoDeskでは、実に年間約270億円(2012年)もの委託がWeb上で依頼され毎月約200万時間分もワーカーがoDesk上で働いています。WebデザインやプログラミングなどITスキルを持った人への仕事依頼が多く、今日では、データ入力などの簡単な業務から、マーケティング分析、コンサルティングなど高度なものや、Webカスタマーサポート代行など、定常的な業務までもクラウドソーシングを介して業務依頼をするようになってきています。
依頼するクライアントはというと、当初はスタートアップ企業や中小企業の利用から広がり、今ではGoogle、P&G、SONY、Panasonicなどの世界的大企業もクラウドソーシングを活用し始めています。
ICTを活用した新たな人材活用手法として
今後、2020年に向けて製造業・建設業で400万人の雇用減が予測されるなか、情報・サービス作業従事者が3098万人と全就業者の半数となるとされています。IT、Web環境を使った仕事がますます多くなる中、時間場所を越えて仕事依頼が可能なクラウドソーシングは、新たな人材活用手法として、大きな選択肢となると思われます。
パソナグループの展開するクラウドソーシングサービス「Job-Hub」では、登録されている1万以上のビジネスパートナー、専門スタッフへ仕事の依頼から発注 検収 支払までWeb上で簡単に行うことがきます。
様々な業務がWebで簡単依頼できる!Job-Hubの活用シーンとは?
業務をアウトソーシングしたい
でも、依頼に手間をかけたくない
できるだけいい人に適切な価格で頼みたい…
では、実際にクラウドソーシングサイト「Job-Hub」を使うことにより、どのような業務が依頼できるのかお話させていただきます。
様々な業務を簡単に依頼できる
Job-Hubでは、開発・プログラミングからデザイン・クリエイティブ、ライティング・翻訳やデータ入力・加工など、非常に多岐に渡る業務が依頼できます。活用シーンと依頼業務のタイプを以下に整理してみましょう。
(1)エキスパートタイプ
専門ノウハウを持つ方に業務を依頼したい場合
⇒HP制作、アプリ開発、翻訳、コンサルティング等
(2)マイクロタイプ
多くの人に短期間で業務を依頼し、一気に業務を進めたい場合
⇒データ入力、データチェック、データ分類、口コミ投稿、アンケート等
(3)コンペタイプ
多くの人からアイデアを寄せてほしい場合
⇒ロゴ制作、チラシデザイン、ネーミング、商品コピー等
仕事の依頼から支払いまでWebで完結
Job-Hub上で依頼内容を公開すると、その依頼内容にスキルが合致するコワーカーから多数の提案が寄せられます。
また、多くのコワーカーに広く依頼するだけでなく、対象者を限定して業務を依頼することもできます。特定のスキルや経験、守秘性の高い業務や事前教育認定が必要なものなど、要件にあわせた声がけが可能です。
登録されているコワーカーの実績・評価・スキルなどのプロフィールを閲覧、検索することができるため、プロフィールを確認し、最適な専門スキルをもったコワーカーに個別に仕事を依頼することができます。
依頼したい方が決まったら、Web上で電子契約締結となります。
業務開始から納品までは、チャットなどの機能を利用して進捗管理が可能で、進め方に困ったときは、サポートデスクに相談することもできます。
納品物を検収後、お支払いはJob-Hubのサービスを通じて行います。
これにより、経理業務における支払先の口座登録が初回だけでよくなると共に契約書・請求書・領収書の発行もJob-Hub上で行われるため、多数の方に依頼をするとしても、煩雑な契約や支払いの事務の手続きなく、業務を進めることができます。
なお、「Job-Hub」会員登録・仕事の依頼は無料で利用でき、お仕事が成約した場合に、依頼報酬の10%がシステム利用料として発生する成功報酬制であるため、広告費などの無駄な費用なく気軽に活用できるのも利点です。
▼Job-Hubでできること
http://jobhub.jp/statics/ability_of_jobhub_client/
▼Job-Hubご利用の流れ
http://jobhub.jp/statics/about_jobhub/
次回は、Job-Hubを上手に活用されている企業事例などをご紹介いたします。
エンジニアやクリエイター、在宅ワーカーと直接つながるマッチングサービス

多様な働き方を応援するプラットフォーム「ダイレクトマッチング」。
フリーランスや複業希望者など、プロフェッショナルなスキルを持つ外部人材と直接つながることができるサービスです。