【業務委託/アウトソーシング」に関する意識調査結果(2012年4月実施)

2013.08.05 | JOB HUB編集部

REMOTE WORK

Job-Hubでは、企業のアウトソーシングに関するニーズ調査をおこないました。企業のアウトソーシングに対するニーズは高いものの、委託先の選定や適切な契約金額の判断が課題であることがわかりました。(調査実施時期:2012年4月)

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業務委託・アウトソーシングに関心がある企業は73.3%

業務委託・アウトソーシングに関して関心がある企業は、「非常に関心がある」(25.0%)、「まあ関心がある」(48.3%)を合計し、73.3%が関心があると回答しています。関心がある理由としては、「繁忙期など、期間を限定して業務を依頼できるから」(53.9%)、「社内に人材リソースを持たなくてよいから」(47.2%)が上位となりました。

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業務委託・アウトソーシングに活用経験がある企業は79.3%に

業務委託・アウトソーシングの活用の経験について尋ねたところ、「経験がない」と回答した企業は20.7%であり、79.3%の企業が「経験がある」と回答しました。
また、アウトソーシングを活用した経験のある企業のうち、41.4%は「個人事業主・フリーランス」に対しても業務委託の経験があることがわかりました。

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業務委託・アウトソーシングの利用意向は67.2%に

今後のアウトソーシング活用については、全体の67.2%が活用していきたいと考えており、そのうち36.2%が「法人・個人にかかわらずアウトソーシングしたい」と回答しています。

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課題は「適切な業務委託先であるかを判断することが難しい」

業務委託・アウトソーシングに関しての課題について尋ねたところ、「適切な業務委託先であるかを判断することが難しい」(47.9%)「業務品質・納期が心配だ」(37.6%)が上位でした。
企業規模別には、300名以下の企業では「委託先を探しだすことが難しい」(35%)が全体より高い傾向にあり、1001名以上の企業では「困っていること、課題になることはない」(22.8%)が全体より高い傾向にあります。このことより、大企業ではある程度アウトソーシングについてのノウハウがあるものの、中小企業では、ノウハウはもとより、アウトソーシング先の選定自体が課題になっていることが伺えます。

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【選択肢】
①適切な業務委託先であるかを判断することが難しい
②業務品質・納期が心配だ
③機密情報の取扱い・セキュリティが心配だ
④委託先を探し出すことが難しい
⑤適切な契約金額がわからない
⑥困っていること、課題になることはない
⑦新しい業務委託先との契約が社内的に難しい
⑧その他

個人事業主・フリーランスへのアウトソーシングの課題はセキュリティ面

課題を個人事業主・フリーランスの方へのアウトソーシングに限定したところ、「適切な業務委託先であるかを判断することが難しい」(55.9%)「機密情報の取扱い・セキュリティが心配だ」(47.4%)が上位となりました。法人へのアウトソーシングに比べるとセキュリティ面での課題が大きいことがわかりました。
企業規模別には、50名以下の企業では、「品質・納期」(48・2%)「個人事業主・フリーランスを探し出すことが難しい」(41.1%)の項目が全体より高く、1001名以上の企業では、「会社の規定上、契約することができない」(26.3%)の項目が全体より高い傾向にありました。

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【選択肢】
①適切な業務委託先であるかを判断することが難しい
②機密情報の取扱い・セキュリティが心配だ
③業務品質・納期が心配だ
④個人事業主・フリーランスを探し出すことが難しい
⑤適切な契約金額がわからない
⑥会社で個人事業主・フリーランスと契約することができない
⑦困っていること、課題になることはない
⑧その他

JOB HUB編集部

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