
リモートワークを始めたきっかけ
コロナウイルスの影響により、リモートワークが一気に広まりましたね。私が働く会社でも約1年前から多様な働き方にチャレンジしています。まだまだ模索中ですが、現在は以下のような働き方を実現しています。
- 6:00~22:00の間であれば自由に働いてOK
- その中で最短4時間働けばOK
※1カ月の所定労働時間は別途定められています。 - リモートワークは最大週3日間OK
※働く場所はどこでも可能
会社勤めであるものの、リモートワークを含め、比較的自由な働き方ができているのではないかと思います。そんな私が実践してきたリモートワークで感じたことについてご紹介したいと思います。
リモートワークに欠かせないツール3選
今はPCとネット環境さえあれば、どこでも仕事ができてしまうとても便利な時代になりましたね。しかし、便利な反面、モチベーションのコントロールは非常に難しいと感じています。
そんな課題を解消し、快適なリモートワークを実現できる便利なツールをご紹介します。
Slack

多くの会社やプロジェクトですでに導入されている場合も多く、特に説明は不要かと思いますが、簡単なやり取りや雑談をするには非常に便利だと思います。slackに関しては後ほど当社での運用事例を少しご紹介いたします。
Remo(リモ)

Remoにはネットワーク上に仮想オフィス空間を作り出し、その空間にバーチャル出社可能な【Remoバーチャルオフィス】と、いくつもの小さなテーブルを自由に移動し会話可能な【Remoカンファレンス】という2つのサービスがあります。
Remoバーチャルオフィスは画面上に休憩スペースや作業スペース、会議室など用途ごとのスペースを作り、自身のアイコンを各スペースに表示することで、誰がどこにいるのか可視化されるため一緒に働いている安心感を与えてくれます。
Remoカンファレンスは、WEB会議ツールとして活用できます。1テーブル当たり最大6名まで。またWEB会議以外にも多様な使い方ができます。例えば、オンライン飲み会。zoomでもブレイクアウトセッション機能を使うことで、少人数グループを設定できますが、Remoではすでに複数のテーブルが用意されているので、クリックだけで自由に席替え(移動)可能です。
その他にもRemoではオンラインイベントの開催が可能。また複数の階層を作ることもでき、その階層ごとに用途を分けたり、場合によっては複数社を階層ごとに分けることで、Remoのバーチャルオフィス上で社外間の交流が生まれ、そこからイノベーションが生まれるなんてことも今後は起こるのではないかと妄想しています。
Remoの詳細はこちら。
Miro

最後にご紹介するツールはMiro。
オンライン会議には適している会議とそうでないものがあります。情報を共有するだけならWEB会議は非常に有効ですよね。一方で、議論やアイデアを出し合うような会議においては、WEB会議は適していないと思うこともあります。
それは複数人の会話が飛び交ったり、その場で即座に考えていることをホワイトボードなどで可視化して共有することはオンラインでは不向きとされているからです。また、ネットワーク環境により会話がスムーズにいかないこともあります。しかし、WEB会議でブレストを行う際にはMiroというツールは非常に優れていると思います。
ホワイトボードにポストイットを貼り、チーム内で共有することのできるツールです。それだけでなく、テンプレートを活用すればビジネスモデルキャンバスや商品・サービスのロードマップなど、多様な議論にも対応可能です。
オンラインの良いところは、アウトプットをデータで保存できる点、それを基にいつでもアップデートできる点、社内間で即座に共有できる点かと思います。
うまく活用できればスピード感をもってアイデアを実用化できると感じています。私もまだ使いこなせておらず、今後は積極的に活用したいと考えています。
Miroの詳細はこちら。
他にもたくさんありますが、それはまた、別の機会にご紹介できればと思います。
リモート会議が楽しくなる、ある工夫とは!?
リモートワークをする中で雑談の大切さをとても実感しています。
普段の何気ない雑談がモチベーションを向上させていたことや同僚との信頼関係も築いていたと実感しました。リモートワークではその雑談がやむを得ず少なくなりがちで、WEB会議においては顔を合わせた瞬間に会議がスタートすることも多く、雑談の時間が失われています。
そこで私達は少し工夫することで、雑談が生まれるよう意識しています。
例えば、社内会議であれば冒頭の5分間、あえて雑談の時間を設けるようにしています。「夏休みの予定」や「週末の過ごし方」などのテーマを設定し、zoomの機能で3~4人のグループに分けテーマについて話しています。そうすることでオンラインでありながらも空気が暖まった状態で本題に入ることができます。

また、zoom上に表示される名前の欄に「給付金で買いたいもの」などのテーマを設けて、「熟睡できるマクラ@名前」などを表示させるだけでも会話のネタになっています。
実際にその打ち合わせ直後にたまたま上質な睡眠をテーマにしたセミナーを見つけ、slackで同僚に共有すると、その話題でみんなが盛り上がったということもありました。会わない時間が増えても、ほんの些細なことでも実践することで社内交流はできます。
円滑なコミュニケーションを促すためには
先ほどご紹介した会議前の雑談時間も有効だと思いますが、ここではslack上でコミュニケーションを取るために行っている事例をご紹介します。
当社ではリモートワークの初期から分報※という制度を取り入れたのでslack上に個人チャンネルも立ち上げています。
本来の目的は個々の業務管理でしたが、現在では今していることや、これからしようとしていることはもちろんのこと、その他個人的なアイデアや感じたことなどを含め、自由な投稿が飛び交ってます。
それにより、たまにこれツッコミ待ちかな、というような投稿もあり、そこから雑談タイムが始まったりもしています。
面白がるようにそのスレッドに入ってくる人もいれば、それを静観して密かに楽しんでいる人もいます。行き過ぎると、仕事に支障がでるのでそのあたりのコントロールは課題になることもありますが、ちょっとした息抜きにもなるので当社ではプラスに働いています。
また、数十人という大きな組織では個人チャンネルだけでたくさんのチャンネルができるため、10数人くらいの組織に向いてる方法かもしれません。その場合でも、雑談チャンネルなど作り、本当にくだらないことでも投稿してもいい雰囲気を作ると良いと思います。
※分報・・・個人のやっていること、感じていることを投稿すること
最後に

まだまだ、お伝えしたいリモートワークツールはたくさんありますが、少しでも皆さんが楽しく過ごせ、かつ効率的なリモートワークのきかっけになれば、とても嬉しいです。
これからも新しい働き方は重要なテーマだと思います。旅するように働く人も増え、会社の制度もその流れに合わせるような形で変わると思います。
自由な場所で、働きたいときに働き、それが会社のためにも自身のためにも、家族のためにもなるという世の中になると嬉しいですし、自身もそんな働き方を模索していきたいと思います。
JOB HUB編集部の一言
ban1starさん、ありがとうございました!
JOB HUB社内でも、以前「【在宅ワーク】オンラインに大事なのは「文章表現力」と「自己発信力」と、ほんのちょっとの「KY力」」でもご紹介したのですが、対面とオンラインのコミュニケーションは全然違いますよね!
いかにオンラインで円滑にコミュニケーションができるように工夫するかは仕事をするうえでとても大事です。ぜひ、会社や個人に合ったツールを検討してみてください♪
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